マイナンバー法の本を執筆しました。
こんばんは。本日は、ご報告&宣伝を。
6月中旬、私が執筆者の一人となっているマイナンバー法関連の書籍が、発刊されます!マイナンバー法関連の書籍は昨年末頃からかなり出ていますが、本書は、弁護士、税理士などの専門家に加えて、セキュリティソフト会社の方が書いている点がちょっと面白いところかと思います。
昨年後半から報道~出版物なども結構出てきていますし、3月からは上戸彩ちゃんとマイナちゃんのテレビCMが放映されていて、関心が高まっていますね。
税、社会保障、災害対策の場面で行政機関がマイナンバーを利用することになり(例えば、源泉徴収票や支払調書にマイナンバーを記入する等)、そのための補助的な立場として、民間事業者も、マイナンバーを収集、利用、保管等することになるわけです。
マイナンバー対応の何が大変かというと、やはり安全管理措置のレベルが結構高いということですね。給与計算のアウトソーシングを受けている会社や、会計ソフトウェアについてみても、まだ話を聞くと対応が不十分じゃないかなと思われるものもあります。外注するにしても、マイナンバー法の規制を受ける「個人番号関係事務実施者」になるのは、委託元なわけですので、それなりの対応が必要になります。
ちなみに、先日は、公認会計士協会東京会の方で講演してきました。前半部分が国税の方だったのですが、若干トーンダウンというか揺り戻しがあるのかなというような(安全管理措置について、中小の場合は結構緩めているというような)印象で、まだ今後動きがあるかもしれません。
ということで、本書をマイナンバー法対応のための準備の一助としていただければ幸いです。