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SatoYuki-Yuki Sato's Law Blog-

Partner, Attorney at Law admitted in Japan and New York. My areas of practice include M&A, corporate laws, investment funds as well as capital markets.

松屋グループの再編

M&A

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株式会社松屋(「松屋」)は、7 月 1 日を効力発生日として、完全子会社の株式会社リュド・ヴィンテージ目白(「目白」)を吸収合併するとのことです(http://ow.ly/10aCOr)。

目白は、1 月 14 日に松屋が開示した「子会社の会社分割および子会社の完全子会社化に関するお知らせ」(http://ow.ly/10aCWL)で記載の通り、4 月 1 日に、株式会社アターブル松屋から商号が変更されたばかりの会社です。なお、目白は4月1日に会社分割を行い、株式会社アターブル松屋(「新会社」)という別の会社が新設され、新会社の株式を株式会社アターブル松屋ホールディングス(「中間持株会社」ちなみに松屋の完全子会社ではなく少数株主が存在します。)を含む目白の株主に配当により譲渡(いわゆる人的分割)し、目白と新会社は、中間持株会社傘下の兄弟会社となるそうです。ただ、当該適時開示によれば、この新設分割と配当による人的分割と同時に、中間持株会社等全ての目白の株主が松屋に目白株式を譲渡し、目白は松屋の直接の完全子会社になるようです。そのため、今回の適時開示も「完全子会社」との間の吸収合併という記載となっております。

それにしても一旦法人格を残しておくようなスキームを行うことを開示しながら数ヶ月で法人格を消滅させるとはグループ再編が早いというか闇雲にやっているような印象を与えてしまいますね。